「面接では『やる気あります!』と言っていたのに、入社して3日で来なくなった」
「求人広告にお金をかけたのに、すぐに辞められてしまった」
こんな経験はありませんか?
これ、応募者の根性がないからではありません。
会社が盛った写真を見せすぎたことが原因です。
お見合い写真だけ修正して実物より良く見せても、会った瞬間にガッカリされて終わりですよね。
採用もそれと同じです。
今回は、あえて悪いところを最初に見せることで、本当に合う人だけを採用するテクニックについてお話しします。
飲食店に入って、メニューの写真では大盛りの料理だったのに、実物がショボかったらどう思いますか?
「騙された! 二度と来るか」と腹が立ちますよね。
採用もこれと全く同じです。
「残業なし!」
「若手が活躍!」
と良いことばかり並べて、実際に入社したら「毎日残業」「年功序列」だった。
これでは、新人は騙されたと感じて、すぐに辞めてしまいます。
逆に、最初から「うちは忙しいし、仕事も厳しいです」と伝えていたらどうでしょう。
それでも入ってきた人は、忙しいのは覚悟の上なので、文句を言わずに定着します。
入社後のガッカリ(ギャップ)をなくすこと。
これが定着の第一歩です。
「うちは給料も安いし、事務所も汚いからなあ…」と卑下する必要はありません。
世の中には、綺麗なオフィスで退屈な仕事をするよりも、ボロい事務所で面白い仕事をする方が好きな人が必ずいます。
欠点は、言い方を変えれば魅力になります。
「残業が多い・激務」
言い換え⇒「短期間で、他社の3倍の経験が積める修業の場」
「教育制度がない(放置)」
言い換え⇒「マニュアルに縛られず、自分のやり方で自由に仕事ができる」
「社長がうるさい・厳しい」
言い換え⇒「熱血なリーダーが、君の成長にとことん付き合う」
隠そうとするからブラック企業に見えるのです。
開き直って「うちはこういう厳しい場所だ!それでも挑戦したい奴だけ来い!」と言えば、それは熱いブランドに変わります。
求人票に「アットホームな職場です」と書くのは今日からやめましょう。
それは書くことがないと言っているのと同じです。
もっと具体的な自社の日常を書いてください。
「ランチはみんなで激辛ラーメンを食べに行きます」
「社長は阪神ファンなので、巨人が負けた日は機嫌が良いです」
こういう変なリアルを見せる方が、「なんか面白そうな会社だな」と思ってもらえます。
採用は、自分を良く見せるコンテストではありません。
すっぴんを見せても、「そこが好きだ」と言ってくれるパートナーを探す活動です。
勇気を持って、ありのままの自社をさらけ出しましょう。